Musement Fair 楽曲解説 03. ハーレクイン feat. konore


09年頃、myspaceでフレンドになったアメリカのミュージシャンから「セサミストリートの音楽を作っていたのは Joe Raposo (ジョー・ラポーゾ) という人」だと教えてもらった事は私にとって大きな出来事でありました。Joe Raposoで検索しまくりセサミストリートで流れていた曲の数々と再会し、幼少の思い出に浸っていた頃に出来た曲。自分の中の、その時代のイメージがひっくるまって出てきた感じでしょうか。ミュージックマガジンで取材してくれた土佐さんは「ベース・ラインなどにロジャー・ニコルスを感じます」と言ってくれて光栄でしたが、もちろんロジャニコやフリーデザインをはじめソフトロック諸々の影響が多分にあるでしょう。若い頃からこんな曲を作りたいと潜在意識で思い続けてきたものにこれで到達できた感があって、かなりの満足感あり。これもひとえにkonoreさんのお陰です。


konoreさんは3曲それぞれクッキリとキャラを変えてきましたが、この曲は「八代亜紀さんを目指しました☆」と。その本意は謎のままなのですが、この歌唱のクオリティはまさにそのレベルに達しているでしょう。すこしハスキーなところも。


この世界にいつか飽きて

拍手受けて立ち去るなら


なんと悲しく美しい言葉。この曲でもkonoreさんは至るところでメロディを最大限に輝かせてくれております。


タイトルは私がつけましたが、これしかないっていうタイトルにしたくてかなり試行錯誤しました。曲のタイトルにも曲制作と同じくらい時間をかけるのがMUSEMENTです。


ハープシコード、ウーリッツァー、トレモロギター、メロトロン。私の好きな楽器音色をぶっこみました。トレモロギターのアルペジオがひたすら四分音符なので、konoreさんかなりの苦行を強いられておりました。